BABY-G Presents Girl's PARTY!

LIFE STYLE

Maybe!×BABY-G タイアップ企画

いまMaybe!が注目している女性クリエイター達12人インタビュー連載。憧れのクリエーターが自身のお気に入りのBABY-Gとともに、過去・現在・未来の制作活動について語っていただきます!

With BABY-G
Vol.6 フードクリエイター
山フーズ主宰 小桧山聡子さん

身体全体で味わうことを提案する
アートな料理人

小桧山聡子さん紹介

小桧山聡子(こびやま・さとこ)「山フーズ」という名で活躍するフードクリエイター。1980年東京生まれ。多摩美術大学油絵学科卒業。2011年から「山フーズ」主宰として活動開始。東京都美術館、東京都庭園美術館、DNPルーブル美術館ほか、イベント等のレセプションでケータリングや、撮影コーディネート、ワークショップなど多岐に渡り活躍。多様な角度から「食とそのまわり」の提案を行っている。
BABY-G GALLERY Vol.6 @Maybe! Museum

PAGE TOP

当たり前になり過ぎていた“食べる”という行為が、ある日一変した

幼稚園の頃から、母が料理しているのをいつも隣で見ているような子でした。ケーキやマドレーヌを作ったり、包丁を持って食材を切ったりするのが何より楽しかったのを覚えています。ずっと私にとって料理は日常で、“食べる”という行為自体にも興味がありました。中学生だったある日、真夜中の台所でポトフの入った鍋を見ていたら、急に手を突っ込んでみたい衝動に駆られたんです。おもむろに手で肉をつかんで食べてみたら、生ぬるい液体に手を突っ込んでいるという罪悪感と、お箸やフォークではなく手を使って口に入れたときの感触、真夜中の静けさの中で肉を咀嚼する音、全てを鮮明に感じました。“食べる”という行為がこんなに五感を使う豊かなものだったんだ!と気付きました。今まで当たり前だったものが一変し、新たな感覚が開いたような経験でした。
それ以降 “食べる”行為をさらに追求するようになり、どんな気持ちで、どんなシチュエーションで、何を使って誰と食べるとどう感じるのか、さまざまな状況で“食べる”行為にまつわる実験を始めました。
また、身体そのものに興味があったので、大学では身体表現のひとつとして舞踏とコンテンポラリーダンスも学びました。身体感覚をイメージすること、私がしている“食べる”行為にまつわる提案に影響を与えていると思います。

PAGE TOP

「おいしい」と人々が沸き立つ感覚が病みつきに

料理や食べることに注目してはいたけれど、それを仕事にするつもりはありませんでした。大学卒業後は創作活動と並行して仕事ができたらと、工房で革職人として就職。ですが、想像以上に忙しくて創作時間が取れず、時間を確保するために飲食店のアルバイトに転職しました。
ある日、お店のイベントで40人分の料理を任されることに。料理以外にもテーブルセットや器作り、空間演出も手がけ、ずっと興味を持ち続けてきた “食べる”行為をたくさんの人に味わってもらうチャンスだと思い、食べものを吊るしたり、手で食べてもらう、非日常の食卓を作ったんです。このとき、今までやってきたことが全部このテーブルの上でつながったように思えました。自分の手で作った料理が相手の内臓の中に入り、「おいしい」と言われたときは鳥肌が立ちました。イベントで40人が一斉に料理を食べていると、普段のお店の営業とは違い、ワッと沸き立つような瞬間があるんです。その感覚が病みつきになって、今度はもっとこうしたい、という欲がどんどん出てきました。
このイベントを2年くらい続けた後、フード×アートをテーマにリニューアルした原宿のギャラリー「ROCKET」から声をかけて頂き、立ち上げからコック長として関わることに。1〜2週間スパンで変わっていく展示の中で毎回テーマに沿った食を作ったり、企画自体を考えたりと、ケータリングという枠を超えて色々トライしました。並行して山フーズとしてケータリングも手がけ、いろいろなジャンル、場所での仕事が徐々に増え、それが発展して今に至ります。

PAGE TOP

さまざまな仕事にトライすることで世界が拡がる

広告撮影の仕事を始めたときは、実際に“食べる”という行為を介せずとも、写真を見せることで人の身体を動かすことができるおもしろさに惹かれました。おいしそうな食べものの写真を見たら反射的に唾液が出る、それくらい食べものは体に訴えかける力が強い。でも、写真だから見た目がよければ味はどうでもいいという考え方は苦手なんです。どんなシチュエーションでも「食べておいしい」ことは一番大事だと思いますし、それを創作するのが私のこだわりでもあります。
また、ワークショップでは普段の器と食べものの関係をちょっとずらして、小麦粉で作った器まで食べる、という新しい感覚を感じてもらうことをやったりしています。普段あまり考えない「器」という存在にクローズアップすることで、料理だけではなく色々な形で“食べる”ことを味わってもらえるように試行錯誤するのが楽しいです。最近大学で講義をする機会も増えているのですが、すごく新鮮。「おいしいって何だろう?」というテーマで、“食べる”ことを軸に、普段当たり前だと思っていることを見つめ直してみると意外な発見があるよ、という話をしました。最初は人前で話すのが苦手で緊張していたのに、生徒さんたちが目をキラキラさせながら話を聞いてくれる姿に感動。私の話に素直に反応してくれて、“食べる”ことをこうやって伝える方法もあるんだな、とまたひとつ世界が拡がりました。

PAGE TOP

これからやってみたいこと

ケータリングのお仕事はイベントやレセプションなど限定の場所でのことなので、ワークショップなど広く伝えられることを増やしていけたらいいなと思っています。もちろんそれだけにこだわらず、どんなジャンルのお仕事でも挑戦していきたいですし、本を執筆中なのでまた新しい活動が拡がるかな、とワクワクしています!

PAGE TOP

着用モデルはコレ!

ケータリングの仕事は搬入搬出が多いので、衝動に強いBABY-Gは心強い味方。分刻みのスケジュールで時間勝負な部分もあるので、お守りのように常につけています。黒×柄物を着ることが多いので、BABY-Gもシンプルで合わせやすい黒をセレクト。今日も履いているスニュウというブランドの柄パンツは料理をしているときも動きやすくお気に入りです。

小桧山さんの作品について

山フーズのホームページはコチラ!
ホームページ
Twitter

PAGE TOP

※表示価格は、すべてメーカー希望小売価格です。

最近チェックした製品