BABY-G Presents Girl's PARTY!

LIFE STYLE

Maybe!×BABY-G タイアップ企画

いまMaybe!が注目している女性クリエイター達12人インタビュー連載。憧れのクリエーターが自身のお気に入りのBABY-Gとともに、過去・現在・未来の制作活動について語っていただきます!

With BABY-G
Vol.10 ニットクリエイター
蓮沼千紘さん

宇宙の先、魂の果てまで編みたい

蓮沼千紘さん紹介

蓮沼千紘(はすぬま・ちひろ)ニットクリエイター。1986年生まれ。文化服装学院ニットデザイン科卒業。大手アパレルブランドデザイナー職を経て、2011年よりハンドニットブランド「an/eddy」を本格始動。専門学校での非常勤講師や編み物本の制作、ワークショップ開催などに加え、CHARAやmiwaの衣装製作を手がけるなど、多岐にわたる活動で注目を浴びている。

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悔しさから始まったニットとの出合い

元々はファッションデザイナー志望で、学校でアパレルデザイン科の進級試験を受けたのですが、体調を崩していて落ちてしまったんです。それで、第二志望だったニット科に進みました。周りから心配や同情されることが悔しくて、「誰よりも頑張って、学院長賞を獲って卒業する!」と決意して編みまくっていたら、卒業制作で本当に学院長賞を頂けました。負けず嫌いで思いついたらとことん熱中するタイプ。専門学校1年生の頃から、スカートやワンピースなど、洋服の作り方を習うたびにそれを応用して自分で作ったものを携帯サイトで売ったりもしていました。ニット科に入ってからもそれは続けていて、古着屋さんで委託販売もさせてもらえるようになりました。学校の課題と自分の作品に追われる日々で、全然寝られなかったけど充実感がありましたね。
就活のタイミングになり、このまま自分のブランドを立ち上げるか就職するか迷いました。そして、いずれは自分のブランドをやるにしても一度はアパレル企業を経験しておきたいと思い、企画デザイナー職としてアパレルブランドに入社。ただ、ニットデザイナーという枠はなかったので、入社してしばらくはタンクトップやカットソーなど、ベーシックなアイテムばかりをデザインしていました。すると、「ニットが強みだということで採用してもらったはずなのに、ニットが作れない。私は何で雇われたんだろう?」というフラストレーションが溜まっていきました。でも、とにかく3年間は続けようと思っていたので、仕事以外の時間は学術的な新書やリサイクルについて研究した本を読み漁り、好奇心を“編むこと”以外に向けるようにしていました。

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好きなように作った作品が認められる幸せ

そうして編むこと以外の知識を猛烈にインプットしていた頃、特にリサイクルについて興味を持ち始めました。当時の私の仕事は、自分のデザインした服が大量生産されて、買った人がその後どう使っているのか見えないまま作り続けることだった。これをリサイクルの観点から見て、「自分がしてることって何なんだろう?」と疑問を持ち始めてしまったんです。そこで、友達から着なくなった服を回収して、その服を割いて編んでリサイクルした作品を売り始めたんです。そうしたらある専門学校から「リサイクルと製作についての授業をしてほしい」と声をかけて頂き、会社を3年で辞めて、非常勤講師として働き始めました。同時に学生の頃やっていたブランドも再開し、またニット作品を編める環境に。当初はフライヤーやDMを配りまくっていたのですが、SNSが徐々に普及してからは、自分の知らない人が私の作品を見に来てくれるようになり、徐々に知って頂けるようになりました。
そして、ブランドを再開してから3年後の2014年、スタイリストの小川恭平さんが買ってくださった作品を、CHARAさんが初の台湾ライブで着てくださることに! 誰に着て欲しいなどと考えず、純粋に自分が思いついたものを作っていたので、それがスタイリストやアーティストまで届いたことが嬉しかったです。その後は衣装製作としてCHARAさんやmiwaさんの作品に関わらせて頂けるようになりました。私の作品はすべて一点もので、誰かに買ってもらうと着てくださる方の周りの人にしか見られなくなってしまう。でも、アーティストの方がステージ上で着ることで大勢の人たちに見てもらえるので、やりがいと同時に緊張感もあります。でも、なかなかできない貴重な経験をさせていただいているので、緊張感を持って挑めることが幸せです。

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全員に好かれようとするほど「好き」は薄まる

私の作品は私が最初から最後まで全て編むことに意味があると思っています。「an/eddy」というブランド名は「小さな渦」という意味で、大量に作って大人数を巻き込むのではなく、小規模で少しずついろんな人を巻き込めたらという意図でつけた名前です。絵画のように、1点だけのものに価値があるような作品を見せていきたいので、たくさんの人の手元に届けるのは不可能だし、届かなくていいと思っているんです。全員に好かれるのは無理なことで、やろうとするとその好きは薄くなる。私は100年後も残るような作品を作っていきたいので、これからも一人だけで編める数のものを、大事に編んでいきたいです。

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これからやってみたいこと

よく「そんなにずっと編んでて辛くないの?」と聞かれるんですが、全然辛くないし楽しい。これからも編みたいものが思いつく限りずっと編んでいたい。私の作品は生活とリンクしているので、美容師の彼と出会ったから美容業界とコラボしてポップアップショップをやろうとか、人との繋がりが新たな発想を生んでいるんです。編むことでいろんな繋がりが生まれてここまで来たので、これからもファッションだけではなく様々なジャンルとコラボできたらいいなと思っています。
また、ワークショップも続けていきたいです。誰が編んでも可愛く仕上がるデザインを提案して、ハンドメイドサイトで売り始められるくらい編めるようになった方もいるんですけど、それでも私の作品を買ってくださるんですよ。それは、私のブランドでは誰にも編めないものを作るというポリシーを貫いているから。編むことを楽しむ方々と、デザインや作品を提供する私、両方の意識を高め合っていけるような環境を作っていきたいですね。

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着用モデルはコレ!

今まであまり時計を身に着けたことがなかったのですが、先日新婚旅行に行くことをキッカケに欲しくなり購入しました。以降は、制作で常に時間に追われている私にとってのマストアイテムに。今日のようにモノトーンスタイルが多いので、合わせやすいホワイトをチョイスして正解でした!

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