BABY-G Presents Girl's PARTY!

Maybe!×BABY-G タイアップ企画With BABY-G Vol.33
イラストレーター、 銭湯番頭
塩谷歩波さん

CULTURE

いまMaybe!が注目している 女性クリエイターにお話を聞く、 大好評のインタビュー企画。
憧れのクリエイターが 自身のお気に入りの BABY-Gとともに登場し、 過去・現在・未来の 制作活動について語ります!

塩谷歩波さん紹介

塩谷歩波(えんや・ほなみ)
イラストレーター。東京・高円寺にある小杉湯の番頭もしている。1990年生まれ。早稲田大学大学院(建築専攻)を修了後、有名設計事務所に勤めるも、体調を崩す。休職中に通い始めた銭湯に救われ、銭湯のイラスト「銭湯図解」をSNS上で発表。これが評判を呼び、小杉湯に声をかけられ番頭として働くようになる。現在、雑誌『旅の手帖』で「百年銭湯」を連載中。「人生デザイン U-29」、「情熱大陸」など数多くのメディアに取り上げられている。好きな水風呂の温度は16度。

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建物の絵を描くことが好きだった。大学は建築の道へ

両親の影響で、私自身もいろんな職業に就くことに対して憧れがありました。父はもともと商社マンで、最初は保険関連、その後実はカシオ計算機にいたんです。その後ラジオ局に入り、脱サラして今はコーヒー豆屋さんをやっています。母はインテリアコーディネーターや、貿易の翻訳家、ライターもしていて、2人とも様々な職を経験しています。私が絵を描き始めたのも、母がきっかけ。彼女がインテリアコーディネーターの資格を取る際に、家で学校の課題として建物の絵を描いていたのを見て、私も建物の絵を描いてみたのが最初です。それがすごく楽しくて、絵を描く面白さに目覚めたのと同時に建築への興味が湧きました。だから、私の中でその2つは同じようなベクトルにあるものなんです。自分の進路を決める時になって、当時は物理や数学、美術や哲学にも興味があったので、それらを全て網羅できる建築の道を目指してみるのもいいかなと思い、大学は建築学科に進学しました。

体調を崩し、会社を休職。そして銭湯の番頭に!?

大学卒業後は設計事務所に勤めたのですが、働いて1年半ぐらいで体調を崩してしまったんです。休職することになり、家で落ち込んでばかりだった時に、たまたま銭湯にはまっていた友達に誘われて中目黒の銭湯に行きました。私がその時まで抱いていた銭湯のイメージって、古臭くて綺麗じゃない。そもそも銭湯にはほとんど行ったことがありませんでした。でも、久しぶりに行ってみると、すごくモダンで綺麗。しかも都内にはそういういい銭湯がいっぱいあるということを知って、とても驚きました。たまたま湯船で一緒になったおばあちゃんと話をするようなことが、落ち込んでいた気持ちを楽にしてくれたんです。何より、あつ湯と水風呂を繰り返して入る交互浴という入浴方法が私の体調にあっていたのか、効果てき面で(笑)。銭湯に行ったらとにかく心身ともに調子がよくなるという感じだったんです。

銭湯の絵を描き出したのも同じぐらいの時期。ツイッター上で友達と交換日記をやっていたんですが、その子に銭湯の素晴らしさを伝えたくて、銭湯の絵を描いてアップしたのがきっかけです。そのツイートに、多くの人がいい反応をしてくれたのが嬉しくて、色々な銭湯を描き出したのが「銭湯図解」の始まりですね。そんなことをしていたら、高円寺の小杉湯の若旦那・平松佑介さんが私の絵を見つけてくれて、小杉湯のパンフレットを描く依頼をもらいました。それがきっかけで小杉湯で番頭として働きながら絵を描かないかと誘ってもらったんです。当初は建築をやっていて、突然番頭になるってありえないだろうと自分でも思ったので(笑)、設計事務所に戻ることも考えていました。自分では決められなかったので、友達10人に相談してみたのですが、みんな番頭の道を行けと(笑)。当時、私は自分の絵に全然自信がなくって。建築をやっている人の中では上手い方かもしれないけれど、それを仕事にできるようになるとは思っていなかったんです。でも、その時に私は絵が好きだったんだなあと改めて気がつきました。だったら、小杉湯の番頭兼、イラストレーターとして働いてみようと思ったんです。

番頭兼イラストレーターのユニークな働き方

今の働き方はフレックス制のような形です。普段は例えば浴室内に貼ってあるポップやイベントのポスターを描いたり、企業とコラボレートする案件を進めるなど、裏方をやっています。それとは別に、絵を描く仕事もしています。今は、私が立ち上げた「高架下芸術祭」というイベントを高円寺でやっていて、それに向けてずっと絵を描いてます。そういう時は、ほとんど小杉湯の実務はしていなくて。ありがたいことに、若旦那はそういう絵を描くこと自体、お休みではなく小杉湯の仕事だというふうに認識してくれているんです。だから、勤務時間の中でがっつり絵を描いています(笑)。すごくいい形で勤務させてもらってますね。

これからやってみたいこと

そんなわけで、今は高円寺から阿佐ヶ谷にかけての高架下の絵を描いています。これからやってみたいのは、誰かに絵をレクチャーすること。先日行ったイラストのワークショップで、手応えを感じたので、もう少ししっかりやってみたいなと思っています。私は絵を描くときに、自分の世界観を表現したいというより、この絵を描くことでどんな効果が生まれるか、誰に届けたいかというようなことをずっと考えていて。そういう絵の組み立て方や考え方は、人に伝えることができるのかなと思っています。

着用モデルはコレ!

父がカシオ計算機で働いていたこともあって、私にとってBABY-GやG-SHOCKはすごく身近。お風呂の作業は濡れるので、防水が嬉しいですね。

インフォメーション

小杉湯

住所:東京都杉並区高円寺北3-32-2
電話番号:03-3337-6198
営業時間:午後15時30分から深夜1時45分まで(※日曜日のみ8時から深夜1時45分まで)
定休日:毎週木曜日
入浴料金:大人470円、中人180円(小学生)、小人80円(幼児)

HP

※表示価格は、すべてメーカー希望小売価格です。

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