BABY-G Presents Girl's PARTY!

BABY-G 2021MV監督映像作家 FAKKOさん
インタビュー

CULTURE

画面をアイスクリームカラーが彩り、 楽しげな女性たちの 表情がリズミカルに切り替わる……。
そんなBABY-Gの キャンペーンムービーを 監督したのは、 映像作家として数々のMVを 手掛けてきたFAKKOさん。
話を聞くと、 「初めての時計がBABY-Gだった」 そうだ。
そのBABY-Gを付けていた頃から 夢見ていた 「音楽に関係する仕事」に 奔走している彼女が 過去に影響を受けてきたもの、 現在大切にしていること、 近い未来に挑戦したいことに ついて話を聞いた。

小学校の遠足から高校受験まで共に過ごしたBABY-G

小学5年生の時、腕時計を遠足に持っていかなくちゃいけなくて親にブラックのBABY-Gを買ってもらいました。ガーリーなものよりもボーイッシュでかっこいいものに憧れがあって、まさにBABY-Gはそんなイメージにぴったりだったんです。初めて自分の時計を買ってもらったのが嬉しくて、しばらくは肌身離さず付けて過ごしたことを今でも覚えています。とても気に入って、それから目覚まし時計としても活用し、高校受験の日までずっと使っていました。さすが、タフな時計ですよね。今回着用したモデルも、タフでボーイッシュ、ストリートなスタイルに合うというイメージはそのまま。マットなデザインでトレンドに合わせてデザインも変化しているのを感じられます。今日は時計を目立たせるために白いトップスと水色のニットベストを合わせました。

撮影現場で活躍する、映像作家の味方

気に入ったのは、何よりも腕に付いているところ!(笑)改めて身に付けられる便利さを感じました。カメラを持っていたり両手に荷物を抱えていても、さっと時間を確認できる。それにバックライトもあるので昼夜問わず使えるし、スマートフォンほどバックライトが明るすぎないので、反射を気にしないで良いのも助かります。撮影していると、ガラスや車などにスマートフォンの画面が反射して映り込んでしまうことってよくあるんですよ。防水の機能もあるから雨の日も安心だし……、現場では撮影の邪魔にならないように、よくオールブラックのコーディネートで過ごしているのでマットなブラックもぴったり。こうやって列挙すると、すごく映像作家向けだというのが分かりますね(笑)。

キャンペーンムービーが誕生した背景

10代の女性に届けるムービーだということだったので、自分の想像する“10代の女性が好きなそうもの”をギュッと詰め込みました。アイスクリームカラーのポップな世界観を、昔の海外CMのような少し懐かしい映像に仕上げています。私自身、原宿を中心とした“KAWAII”文化も好きですし、ワクワクするようなものが作りたかったんです。私の他の作品にも当てはまりますが、TikTokやInstagramのストーリーズを見慣れている世代にも見て欲しいので、「退屈しない映像」を意識しています。まずは自分が見ていて退屈しない映像であることは最低条件です。

CASIO BABY-G 2021 春夏プロモーションムービー

直感的にイメージを描き出したい

映像を作るようになったきっかけは、“音楽を好きになったこと”です。5歳の時に親のお下がりをもらい“自分のパソコン”を手に入れて、ひたすらお絵かきソフトを使って絵を描いていました。YouTubeと出会ってからは洋楽のPVをたくさん見るようになり、音楽に夢中になります。いつしかCDジャケットを作りたいと憧れて、美術大学に進学しデザイン学科を専攻。でも勉強していくうちに、デザインは自分が思っていた以上に“削ぎ落としていく”作業だと気が付いたんです。より美しく分かりやすくするためには重要なことだけれど、自分としてはもっと直感的に、思いついたイメージを書き出ししたかった。タイムラインがある映像は情報量が多く、直感を生かせるツールだと思ったので、映像制作へと転向しました。

周りは気にせず、没入したことで得たもの

2010年代初頭にインターネット上の音楽コミュニティで生まれた「ヴェイパー・ウェイヴ」というカルチャーにはどっぷりハマりましたね。元ネタとなっている80年代前後の歌謡曲にまで興味の範囲を掘り下げた経験が、自分が今作っている映像にも影響していると思います。「ヴェイパー・ウェイヴ」もそうだったように、私は何かに夢中になると3ヶ月くらいどっぷりハマって、調べ尽くすタイプ。そうやって経験したことが知識や強みになっているので、興味を持ったら気が済むまでやってみるといいのではないでしょうか。

これからも映像を作り続けたい

これから挑戦したいことはたくさんありますね。ダンスミュージックのMVを作ってみたいのと、広告や商業的な映像ももっと作ってみたい。制限がある中でどこまで表現できるか試してみたいと思う反面、ゼロからセットを作って撮影してみたいという気持ちもあるし、なんでもやってみたいです。最初に緊急事態宣言が発令された時には撮影も全て延期やキャンセルになってしまって、「さすがに仕事がなくてやばいな」と思ったりもしたのですが、別の職種で就職したとしても、映像を作ることは辞めなかったと思います。これからも自分を退屈させない映像を作り続けたいですね。

FAKKO
映像制作会社を経て、フリーランスの映像ディレクターとして活動する。これまでにSIRUP、あっこゴリラ、SCANDAL、Mrs. GREEN APPLEらのMVを制作。2018年には『渋谷芸術祭 presents SCRAMBLE FILMS #1』にてグランプリを獲得。

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