Maybe!×G-MSタイアップ企画
With G-MS
チョコレートアーティスト・ noricoさん

チョコレートを使って 似顔絵を描き、 結婚式のオープニングムービーなどを 制作しているnoricoさん。
実は様々な失敗を経て、 28歳の時に チョコレートアーティストとしての 活動をスタート、 やっと今があるのだとか。
失敗も明るく快活に話す彼女に、 これまでと今後の展望を聞いた。

デザートプレートに書いたお祝いメッセージが、チョコレートアートの原点。

幼いころから絵を描くことが大好きで芸術系の大学に行ったんですが、周りは絵が上手い人だらけ。自分が絵だけでやっていくのは難しそうだなと諦めて、当時はサークル活動のダンスに夢中になっていました(笑)。最初の就職は一般企業だったし、美術系ではなかったです。それでも、表現することや人を喜ばせることが好きだったので、その後、レストランを経営している時にチョコレートを使ってデザートプレートにお祝いメッセージや絵を描くようになったんです。デザートプレートはコース料理の最後に出てくるものだから、絶対に見てもらえる。ある意味、主役じゃないですか(笑)。それがチョコレートアートの原点です。

思い出に残っているのは、志村けんさんの作品。

結婚をきっかけにレストランを譲って、チョコレートアートに専念するようになりました。ちょうどその頃Instagramが流行り始めて、自分の作品をもっと見てほしくて動画を投稿しました。そこからバズった経験は3回かな。一番最初は映画『美女と野獣』が実写化された時にベルと野獣を描いた動画が海外を中心に話題になって。次は安室奈美恵さんが引退される日に公開した似顔絵の動画、3回目は志村けんさんを偲んで作った動画です。亡くなられて約1週間後、バカ殿様から志村さんの優しい笑顔の似顔絵になる動画を撮って投稿したら、「生きてるみたいに描いてくれてありがとう」と、見た人が感動してくれたのが、すごくうれしかったですね。反面、故人を描いて話題になってしまってもいいのだろうかと悩んだ時期もありましたが、志村さんの分まで人を喜ばせることができる作品を作っていこうと心に決めました。そんなこともあり、一番思い出に残っています。

経営者を経験するも、向いてなくて喧嘩ばかり。

チョコレートアーティストになる前はレストランを経営していましたが、その前には企業で働いていた時期もあります。でも、結局どれも向いてなかった。レストランのオーナーをしている時は何度も料理長と喧嘩しました(笑)。今まで身体も何回か壊したし、精神的にも疲れて。人生、だいぶ失敗してきています(笑)。でも、チョコレートアーティストとしてフリーランスで活動すると決めて良かったです。もともとブライダル系の仕事にも興味があったし、絵もやりたかったということを考えると、今はやりたいことが全部噛み合った! という感じ。もし、仕事のことで悩んでいるなら、目の前の興味があることをなんでもやってみること。自分が納得するまでやり尽くしたらいいと思う。ダメだったら、また次へ。そういうたくさんの失敗、経験を繰り返して、今の私があります。

時間の使い方は“メリハリ”を大切に。

平日はほぼワンオペで育児をしているので、息子に規則正しい生活をさせるために時間を気にしています。でも、自分の仕事の時は没頭しすぎちゃうんですよね。朝、子どもを保育園に連れて行って、1時間だけ自分の時間を過ごしたら、そのあとは仕事モードに。いったんそのモードに入ると、時間を忘れるくらい集中しちゃって、ワープしているような感覚になるんです(笑)。制作のときは制作だけに集中したいから、3日~1週間くらいは子どもの送り迎えと必要最低限の買い出し以外はほとんど外出もしません。「制作の日」と「それ以外の日」をきっちり分けて、“メリハリ”をつけています。苦手な家事は、最近、週1だけですが代行を頼むようになりました。やはり、餅は餅屋でプロに任せたほうが早い。空いた時間を制作にあてられるし、もっと早く頼めばよかったな(笑)。

残せる作品のため、素材を模索中です。

2年ほど前までは、イギリスBBCの料理番組からの制作依頼があったり、世界的チョコレートコンテストへの出演依頼で、台湾に行ってライブペイントをしていました。人に見られているライブペイントはあまり得意ではないですが、海外のほうがアートへの関心も高いし、世の中が落ち着いたら、もっと海外でもやってみたいなと思っています。思いもよらない依頼があるので、一般企業の仕事も楽しいです。これまでにあった変わり種は、チョコレートでラーメンを描いてほしい、というもの。クリームファンデーションをチョコの代わりにして描いたこともありました。難しいと思っていたことも、自分を信じてやってみたら意外と何でも描ける。今はチョコレートがメインなので消えてしまう作品ばかりですが、今後は残せる作品を描けたらいいなと、素材を模索中です。もっと幅を広げて、新しいことにもどんどん挑戦していきたいですね。

着用モデルはコレ!

子どもの生活リズムのために時間を気にする瞬間が多いから、外出するときは必ず時計をつけます。今日つけている時計は、見た目もおしゃれだし、どんな洋服にも合わせやすくて重宝しそう。

profile

norico(のりこ)

Instagram

チョコレートアーティスト。芸術系大卒業後、就職。レストラン経営者を経て、チョコレートアーティストに。メディアへの出演多数。チョコレートアートによる個人向けの結婚式オープニングムービーや企業向けのプロモーションムービーの制作のほか、ライブペイントやワークショップなども行う。

STAFF CREDIT

TAGS