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「Blanche Market」オーナー 「Allege.」デザイナー・ 水谷優里さん

店舗を間借りし、 自分たちの行きたいところで 販売活動を行う “移動式ヴィンテージショップ”の オーナーをする傍ら、 デザイナーも務める 水谷優里さん。
たまたま決まったフランス留学が、 現在の仕事をはじめるきっかけに…?
仕事に対する水谷さん流の マインドは必読です。

巡り合わせで決まったフランス留学が、人生の転機。

大学は推薦で、国際系の学部に入学しました。在学中1年間の海外留学が必須だったのですが、私の推薦枠では英語圏が選択できず、たまたまフランスに留学することに。その時点では特別行きたいわけではなかったけど、行ってみたらフランスが大好きになりました。そこから、フランスに関わる仕事がしたいと思うようになったんです。古着を扱うことに決めたのは、現地で特に魅了されたから。日本にある古着屋さんでは見つけられないようないいものが、手頃な価格で手に入りやすいなと感じました。フランスの古着は日本での考え方とは少し違っていて、リサイクルとしてどんな層にとっても身近。ハイブランドのヴィンテージアイテムというような敷居の高いものではなくて、普段着られる“おさがり”感覚。そうやって文化として根付いていることがすごくいいなと思い、自分で買い付けて日本で販売したいと思うようになりました。

移動式のメリットは、いつだって新鮮な気持ちでいられること。

私がオーナーを務めている「Blanche Market」は、店舗を持たない移動式の古着屋です。なぜ移動式にしたかというと、最初は純粋に店舗を構えて固定費を払う余裕がなく、それ以外で販売を行える方法がこれだったからです。でも、あとから考えてみると、モチベーションの維持にも繋がっているんです。販売の仕事はお客様がいらっしゃるのを待つ時間が発生する分、効率が悪く、モチベーションも下がりかねない。だったら、自分がやりたいタイミングで行きたいところに出向いて行けば、飽きることもないし、お客様にも限定感を味わっていただけるんじゃないかなと思うようになりました。その都度、新しい出会いもあり、新鮮な気持ちで仕事ができるのが移動式のメリットです。
出店する場所は、こちらからアプローチをすることもありますが、何かのご縁で行くことも多いです。例えば、たまたま地方から展示会で来ていた方と意気投合して、その方がやっている店舗でイベントを開催したことも。地域のギャラリーを間借りするのももちろんいいんですけど、その地に根付いているお店でやったほうが、地域の活性化もできるんじゃないかなと思っています。

こだわりが強いのは、子どもの頃から変わってない(笑)。

小学生の時、友人が「ナルミヤブランド」の洋服を着ていたのを見て、私もどうしてもそれが欲しくて。だから、子ども服にしては高価な「pom ponette」を、母に無理を言って買ってもらっていました。いくつかあった「ナルミヤ」の中でも、頑なに「pom ponette」だけ。すごく大事に着ていたので、今でもどんなものを着ていたのか覚えています。そのブームが1年くらい続き、次は地元のリサイクルショップで安くていいものを探すことに夢中になりました。通い詰めては、何かしらかを探す毎日。「pom ponette」といいリサイクルショップといい、子どもの頃からこだわりが強かったんです(笑)。
そんな経験を経て、ここ数年はやっと自分のスタイルが確立できてきたかなと思います。大事にしているのは、コンプレックスをうまく隠すこと。自分の気になる部分を隠してバランスよく見せることを意識しています。あと、私はシンプルな格好をすると地味になってしまうので、スタイリングには常にパンチを入れるようにしています。今日だと、最近気に入って買ったパンツに存在感があるので、他はシンプルにまとめつつ、バッグやサンダルで色を入れるようにこだわっています。

岩盤ヨガと料理で気分転換を。

もう4年ほど、週2回のペースで岩盤ヨガに通っています。スタジオまでの往復30分とレッスンを受ける1時間が、私にとって大事な時間。いろんなことが思い浮かぶので、終わったら急いでスマートフォンにメモをしています。料理も好きでよくしますが、こちらは何も考えないからこそ気分転換になっているのかも。そうやってメリハリをつけているけど、実は仕事とプライベートに明確な区分はありません。私の仕事は自分の裁量にゆだねられているから、良い結果も悪い結果もすべて自分の力量次第。だから、仕事という感覚よりも、自分たちのモチベーション次第ですね。

20代前半の武器は、勢いと無知。

もともと古着の仕事は30歳までにはじめよう、くらいに思っていたんです。でも、色々なタイミングが重なって、24歳の時にスタートしました。本当はもっとリスクとかを考えるべきなんでしょうけど、感覚的で楽観的なのでとにかく楽しいことをやりたくなっちゃうんです(笑)。ただ、今にして思えば、30歳になってからでは遅いこともあるんだなと。20代前半の勢いや無知って武器なんです。私がこうやってできているのも、それが大きいんじゃないかな。だって、今だったら絶対にやらない選択も、24、5歳の時はチャンスだと思ってやっていましたもん(笑)。年齢を重ねてジャッジできるようになるのも素晴らしいけど、何も知らなければ躊躇なく飛び込める。その経験が多いに越したことはないと思います。

着用モデルはコレ!

初めての時計がBABY-Gでした。デジタルの時計がかっこよくて、小学校の遠足をきっかけに買ってもらったんです。その時はマジックテープでしたが、このBABY-G G-MSはストラップが柔らかくてつけてる感覚がないほど軽い。ピンクゴールドが肌になじんで大人っぽいのに、ボディがブラックだからコントラストでカジュアルさが出ていいですね。

profile

水谷優里(みずたに・ゆり)

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「Blanche Market」のオーナー兼「Allege.」のレディースデザイナー。1993年生まれ。フランスへの留学をきっかけに、古着に魅了される。「Blanche Market」は店舗を持たない移動式のヴィンテージショップとして、全国各地を回る。
「Allege.」では2021FWよりレディースアイテムのデザインを担当している。

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